愛し恋し君だけに
『愛し恋し君だけに』はこんなお話
傍にいられるだけでいい『友ダチ』として。勉強一筋だった大和が、大学の入学式で一目惚れした相手。
それは、王子様オーラ全開のモテ男・悠生だった。
「友達としての」過剰なスキンシップを平然ととってくる悠生に悶々とし、罪悪感に駆られながらも、1人Hまでしてしまう大和・・・。
そんなある日、「俺とヤッてみようよ」と悠生が押し倒してきて・・・
表紙の色使いが非常に綺麗で、表紙を見て購入してしまった所があります。
中身も表紙に負けず劣らず素晴らしい内容になっています。
相手を「想う気持ちを押し殺して、内に秘めた状態で普通に接しているうちに、相手の方から突然その気持ちを解放する時がやってきます。最終的に、内に秘めた純愛が成し遂げるという王道中の王道作品になっています。
絵の綺麗さには惚れ惚れします。
これだけ絵がきれいに描かれていると、内容以前に絵だけで買って良かったと思うところがあります。
作品としては3作品があり、そのうちの表題作品が半分を占めていて、メインの作品となっています。ストーリーとしては、途中からなんとなく物足りなさを感じる人もいると思います。
この辺は新人著者ということで大目に見てもらいたい部分はあります。絵の綺麗さには、ほんとうに驚かされます。
あとは、脇役のキャラが非常にユニークでこの辺も見逃さないように読んでいるともっと面白く感じる作品ではないでしょうか。