白泉と墨染 階段下隠情事〜遊郭・蛤楼シリーズ5〜
『白泉と墨染 階段下隠情事〜遊郭・蛤楼シリーズ5〜』はこんなお話
遊郭シリーズ第5弾!!蛤楼(うむがいろう)で働く白泉は、ひたすら客をとらされ、カラダを貪られる日々。
そんな毎日に疲れ、かつて一度客に強いられ交わった、同じく男娼である墨染にすがりつく。
当初拒んだ墨染だったが、白濁を垂れ流し情欲を孕んだカラダを晒す白泉に、吸い寄せられてしまう…!!
「男娼同士の行為はご法度」の禁を破った2人は、店の裏階段下で…!?
今回の第5弾はなんとなく切なさを感じるちょっと思い作品となっています。
今までのようなエロだけという感じではなく白泉と黒染の心の触れ合いが表現されていて人間味の溢れる非常に心に染み入る作品となっています。
今までとは違いますので、4弾までを想像して読むとちょっと違うかな、と思ってしまいます。
今回は人としての心の変化を読み取れる、人間性豊かな作品でBLとは思えないくらい、優しい作品になっています。
白泉と黒染はどこからどう見ても女としか見えないので、読んでいてBLというよりはレズが始まっているという錯覚に陥ってしまいます。絵自体もBLというよりレズ作品を見ているようで非常に綺麗な感じで心の中に入ってきて、面白作品に思えます。
レズ作品が好きな女性が読んでも、面白いと感じる作品ではないでしょうか。
男性・女性問わずに読んでもらいたい作品であります。萌えと思える場面が多々有りわたしは非常に好きです。