人はそれを恋とよぶ
『人はそれを恋とよぶ』はこんなお話
変わった校風の男子校に入学してしまった純。自分はノーマルだと思っていたのに、いつの間にか生徒会長の佐久間を好きになって!?
今回は、変わった校風の生徒会長を好きになってやられてしまうという話です。
ある男子校の先輩と後輩という間柄でお互いが好きになりピュアな恋を描いていてほのぼのとしていて面白い。
学校モノの王道といえる作品で、人気者の生徒会長の先輩に憧れている後輩が最後は先輩に認められて相思相愛になっていきます。
どこにでもあるような学園ドラマですが、男同士というのが違いといえます。
ただ、今回の作品もエロさが全くありませんので、エロさを求めて読んでいるとがっかりするような作品となります。現実で考えても、男子校なので、男同士の恋愛というのもありえるといえばありえます。
男子校はやはりかわいい男の子がモテルというのは当然で、その中で抱かれたい男NO1というのが生徒会長となっていて、どんな世界?と思ってしまうような内容になっています。
攻めの生徒会長と受の主人公という形で、ピュアな恋を延々と描き続けているので、私としては、物足りない感がします。
見方を変えると、冷静沈着、ノンケの生徒会長(実はムッツリ)と、一見かわいい小動物風、実は自分の見せ方をよく心得ている新入生という感じで見ているとこのピュアな恋も面白く感じると思います。