残酷に愛をささやいて
『残酷に愛をささやいて』はこんなお話
蕎麦屋で働く拓真がうっかり水をかけてしまった相手…それはヤクザの佐橋だった!
どんな報復をされるのか不安な拓真だったけれど、予想に反して気さくに接してくる佐橋。
ヤクザということを感じさせない彼の優しさに、次第に惹かれていく拓真だったけれど・・・
これはヤクザの攻めとカタギの受けの話で、〔甘い夢をささやいて〕での受けの健気さに泣きました!!
この本を読んで鳴坂さんのとりこになりました。思ったのが、拓真はなんで住み込みのバイトをしているのかが、気になります。
それに秀嗣が、拓真の事が好きなのはバレバレだとして・・・
ヤクザに立ち向かうとか命知らずだなぁ〜。
と普通に思ってしまいました。
あと、拓真が自分が淫乱になってしまったという事で、佐橋を避ける話は結構好きです。
これがないとBLらしさがないなーと思います。
ヤクザの組長とツンデレ男子の話ですが、組長に何をされるのかドキドキしていたのですが、実は優しい人でついつい惹かれていってしまいます。
その気持ちが恋愛へと変わるのは時間の問題となっていました。恋愛とエロの共演で久々にいいものを読ませてもらったという感じがします。
当然ヤクザの攻めで普通男子の受けという設定なので、ありきたりの設定ではないでしょBLとしては代表的な作品に出来上がっていると思います。
よくあるパターンなので、読み飽きている人もいるかもしれません。新鮮さは感じることができませんでした。