欲望のしずく
『欲望のしずく』はこんなお話
危険なカリスマ性を持つ保健医の黒曜に身体を奪われてしまった譲は、黒曜から与えられる快楽に抗えず、逃れるすべもないままに溺れていく。
「嫌だ」と思いながらも、黒曜が時々見せる優しさに触れるとついなすがままミを任せてします。
東野さんの絵は非常に綺麗で伸びやかな絵がふんだんに使われていて非常に好きです。
内容としては、家族からの疎外感・サスペンス・ミステリー・いじめそして裏切りと多彩に描かれています。
エロさはやはり東野さんらしく非常に伝わってきてもう一度読みたくなるエロさが伝わってきます。今回の作品は、とにかく人が簡単に死んでいきます。
エロとグロの両方を併せ持っていて、読む者の心を掴んでいきます。本能的・動物的なエロさが好きな人には、堪らない作品になっています。
保健室では、下から触手が生えてきたり、エッチしながら犬に変身したりする反面、ファンタジー的な要素も入っていて非常にバラエティーに富んでいる作品になっています。
獣襲あり、触手は出てきたり、正直全く萌えポイントないです。
人間でない相手との性行為なので全くエッチな感じがしないし、ホラーの要素もあり、エロとホラー好きにはたまらない作品です。
その反面、エロさを感じないという人もいるかもしれません。
エロ・獣・ホラーなど多彩な演出が他の作品とは一味違う東野さんの作品となっています。