同級生
『同級生』はこんなお話
合唱祭前の音楽の授業中、メガネの優等生・佐条利人が歌っていないことに気付いた同級生の草壁光。
佐条は歌なんかくだらないからと思っていたが、ある日の放課後、誰もいない教室でひたむきに歌の練習をする佐条の後ろ姿をみて思わず声をかける……。
思春期に揺れる少年たちのスローテンポな恋とじれったくもあまずっぱいドキドキした気持ちを丁寧に描いた、さわやか系ピュア・ラブストーリー!
楽天的おバカ男子の草壁と、インテリメガネの佐条です。同級生ふたりのスローテンポな恋のはじまりとなっています。
キス止まりですが回数も多いですし、長いキスもあるのでそれなりに楽しめました。「ピュア・ラブストーリー」を爽やかに演じていたのではないでしょうか。
気づいたら微笑んで聴いている自分がいました。たまにはこんな作品もいいのではないでしょうか。ピュアな恋愛ドラマ構成になっていて、エロを読み飽きた人にはこんな純愛作品もおすすめです。
同級生の告白アリ嫉妬アリとピュア感が最高に出ていて、高校生の恋愛ドラマのようになっていて、読んでいて爽快感を覚えることができます。
2人の恋愛が進んでいくのを読みながら、自分の青春時代と重ね合わせて行くことができて非常に良かったと思います。
何度読み返しても、いい感じという感触を得ることができて爽快な気分になることができます。