真夜中のおやつ
『真夜中のおやつ』はこんなお話
大学生の吾妻は、甘いお菓子と8歳年下の甥っ子・大良が大〜好き。
でも、小さくて天使のように可愛かったはずの大良は、「俺、大器晩成型だから」という言葉とキスを残して、吾妻の元を去ってしまう。
それから4年、大人の超イケメンになって帰ってきて「吾妻さん、あんたを食べに来た」だって!? とびっきりスウィートな大逆転の年の差ラブとなっています。
大学生の吾妻が大好きな甥っ子の大良であったが、4年後には超イケメンの大人になって帰ってきた大良に食べられちゃうところは面白いです。
その後は、あまい・あまい関係にどんどん落ちていくそのストーリーは、胸キュンてきな感情が沸いてきて非常に読み応えがあります。
タイトル通りの真夜中のおやつというのはよくあたっています。
ただ、エロさがほとんど感じられず、どちらかというと純愛的なストーリーで好きな人と面白くないと思う人に別れる作品ではないでしょうか。
叔父と甥っ子の関係というだけで、感動するようなものもなく、BL的な部分も薄くなんとなく読んでしまって、あまり残らない部分もあり、もう少しエロさがほしい部分もある。
絵がやはりこの作者は綺麗でほんとうに絵だけで満足できる部分があります。
小さい頃の恋心を大人になって成熟させるというストーリーは王道中の王道であり好きな人はすきでしょう。