彼の特別な彼
『彼の特別な彼』はこんなお話
生徒会長の達也が世話係を押し付けられたのは、俳優業もこなす駿河大地。
俺様でワガママでガキな性格にイライラ……なのに、強烈な存在感と、どこか似たものを感じ、ケンカしながらもありえないほど特別な存在になっていき……!?
「普通」の学園生活を送っていた平岡だが、ある日バイク登校をして現れた人気俳優の駿河により、その「普通」が壊されていく。平岡に片思いをしている佐原が切ない。そうなるだろうとは思っていたけど。
駿河の顔面を平手でピチッと叩いた女の子、「いま、おひるね うるさいの、めっ!」 俺様な駿河の顔をよく叩いてくれました。
他の方も書かれているように、1巻では受の生徒会長・攻の芸能人の抱えている家庭的な背景もサラっと触れる程度で、色々伏線残しつつな感じです。
私立と言えば、基本は良家のご子息、ご令嬢か、本人が超がつくような才能の持ち主か、この作品も例に漏れず、芸能人で資産家の息子と、小説家の息子の二人(まだカップルにはなっていません)がメインです。
芸能人か一般人かで差別的態度をとる大地は、売れっ子俳優。復学することになり、その世話を依頼されたのは生徒会長の達也。
子供っぽく俺様な大地と優等生の達也。
性格も正反対で、お互いに気が合わない。簡単にカップルになれるはずもなく、まだお互いに気になる存在の状態のままです。