私はノーマルだったけど、ゲイの啓君ととりみだしています。
『私はノーマルだったけど、ゲイの啓君ととりみだしています。』はこんなお話
同棲相手の優司さんに、元カレがいた事がバレた!
啓を取り合って元ノーマルの同棲相手vsヤンデレ後輩が修羅場展開です。それでも啓の一途な想いは変わらない?
全員男の三角関はいったいどうなる!!
この作家を好きな人が多いと思います。私もその中の1人です。
なんといっても、絵が好きです。綺麗で大人のイメージを、連想させる絵の書き方がたまりません。
付き合い初期のカップルがそれぞれ別行動をした休日、お互いに会いたくなってさらに絆を深めました、という話となります。
受さんはさらに可愛らしくなっていますがそれでもしっかりした成人男性で、同じ人の中で違和感なく共存しているのがいいです。
攻はまだ育ち盛りで、大人になりきれないところがまたいいです。絵は人物キレイですが、今回、京都観光が漫画で楽しめます。
こういうところも上手なんだなーと思います。
大阪駅も、できた当時壁のようだといわれた京都駅も、歴史ある水道橋や寺、きっちり描きこまれた背景の街並みどれもよかったー!
この背景の中に、馴染んだ絵柄で描かれたキャラの感情も、とてもリアルに感じられました。
漫画という垣根を超えていて、風景や建物の時代背景の描画も非常に上手く、作者の知識の広さも感じることができる作品になっています。
この作品からは、絵の力を見せつけられた感じがします。