そんな気持ちが恋だった
『そんな気持ちが恋だった』はこんなお話
小さいときからずっと一緒だった、ひとつ年上の幼なじみ・秀昭。柔道部の1年生・和穂は秀昭になぜか最近避けられている。
一緒にやっていた柔道もやめ、今は小説家志望らしい。
そんな秀昭に和穂は、「明日の試合を見に来てほしい」と誘うが、階段を落ちかけた秀昭を庇い、足を怪我してしまいます。
「僕はすべてを知っている」も好評な著者が贈る、センシティブ学園キュートLOVE です。3作品を1つにしたエロというよりピュアな感じの作品に仕上がっています。
今回の作品は、作者の昔の作品ですが、絵は現在とほとんど変わらないので、違和感なく読むことができます。表題作は、幼馴染な高校生。
意外と白いほうは一個年下なのねというところはありますが、これがかわいいのです。一番仲が良くて、何でも話せて。親友で。
小さい頃から柔道に一緒に通っていた。今、片方は柔道をやめているため一緒に部活をすることはできない。
それなのに最近なんだか二人の間には小さな隙間ができていて・・・
片方は自分の恋心を自覚しているがゆえに、片方は、その相手の気持ちに気づいていないが故に戸惑っています。
最終的に〜という、まぁベタっちゃベタな展開なのですが、初々しい姿が微笑ましくも感じます。
2話は、君の影、僕の傷(頑固な写真館店長×脱サラ従業員)
3話は、はつ恋(牧師の息子×寺の息子)という作品になっています。