僕はすべてを知っている
『僕はすべてを知っている』はこんなお話
「さいかわクリニック」に勤める犀川千博は、包茎治療の専門医です。
病んだ下半身を治療する仕事に誇りを持つ一方で、どこかに健康的で美しいブツは ないものかと、うんざりする毎日を送っている。
そんなある日、千博が街ですれ違ったのは、絶世の美しい下半身の持ち主・浅野歩!!
服の上からでもカタチがわかるプロ中のプロの千博は、歩の笑顔と下半身に一目惚れしてしまい、 顔より下半身の美醜に拘る恋人は、包茎治療の専門医!? スイート・フィジカルLOVE!!
設定が男性機専門医ということなので、エロ度は今まで以上にあるのだが、それ以上にほっこりする話になっていてそこまでのエロさを感じさせない作品です。
エロさ以上に明るい・にこやかという感情が表面に出てきていて非常に読みやすい作品になっています。
美ちんを連呼していますが、いやらしさを感じない真面目に行っているのは男性機専門医ということもあり当然といえば当然ですが、エロさをなるべく美しく見せる工夫がされています。
専門医ならではで、服の上からでも美ちんがわかるところはすごいと思います。BLとしてはオーソドックスなイケメンの責めとかわいい系の受けという設定は普通です。
攻めと受けのバランスが非常によく、読む人を和ませるようなやり取りがあり、読んでいて楽しくなります。医者の描画や言葉がなんとなくいい味を出していて、読む無価値アリと思います。